在宅でできる仕事がしたい!パソコンで収入を得る案件の探し方&選び方

近年、新型コロナウイルスの影響を受け、自宅でパソコンを使って働く人が増加しています。

パソコン業務を外注する企業も増えたことから、「空いた時間を使ってパソコンで副業したい」「パソコンでできる仕事を本業にして、在宅勤務したい」と考える人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、パソコンを使って在宅でできる仕事の探し方・選び方について解説します。

目次

パソコンを使って在宅でできる仕事のメリット&デメリット

パソコンを使う在宅で仕事をすることには、どのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

パソコンを使って在宅でできる仕事のメリット3つ

まずは、在宅でパソコンを使って仕事をするメリットを3つご紹介します。

1.働く時間や場所・ペースを自由に決められる

在宅ワークは、パソコンとネット環境があれば、基本的には自由に働く場所を選べます。

業務委託などで勤務時間が決まっていない場合はさらに、仕事をする時間も自由です。

子どもが学校に行っている間だけ仕事をしたり、家族の転勤に着いていったりなど、都合に合わせて柔軟に働けます。

自分の都合や裁量で働く量を調整できるのも、非常に魅力的です。

2.職場の人間関係に悩まなされない

在宅でできる仕事は、職場で人と会う機会が激減するため、人間関係の煩わしさに悩まされにくい特徴があります。

日本労働調査組合が行った調査によると、「職場の人間関係を理由に退職・転職を検討したことがある」人は、全体の58.5%という結果でした。

多くの人が、職場の人間関係にストレスや疲労を感じているのです。

在宅ワークでは人間関係の悩みを極力排除できるため、生産性の高い仕事ができるのが利点です。

<参考>
【日労公式】職場の人間関係を良好と感じているのは全体で約3割|日本労働調査組合

3.通勤しなくてよい

在宅でできる仕事は、職場への通勤の必要がないのも利点です。

通勤するために朝早く起きたり、悪天候のなか自宅から歩く必要もありません。

出社しないことで、外の気温に合わせた服装を考えたり、お弁当を作ったりする手間も省けます。

実際の移動にかかる以上の時間を浮かせられるため、余った時間をプライベートや仕事に当てて効率的に過ごせます。

パソコンを使って在宅でできる仕事のデメリット3つ

次に、在宅でパソコンを使って仕事をするデメリットを3つご紹介します。

1.自己管理する必要がある

在宅ワークは自由度が高い分、健康やスケジュール・タスクなどの管理をしっかりと行わなければなりません。

とくにパソコンを使う在宅ワークはSNSやブログなどのネットサーフィンがしやすく、仕事がなかなか進まないことも起こり得ます。

だらだらしてしまうのを避けるには、「今日は〇〇と〇〇のタスクを終わらせる」と目標を立てたり、カフェなどの人目のある場所で仕事をしたりといった対策があります。

上司や同僚がおらず強制力が働かない分、自分を律する工夫が必要でしょう。

2.コミュニケーションが減る

在宅でできる仕事は人間関係のストレスが少ない反面、人とのコミュニケーション自体が減ってしまうのがデメリットです。

仕事の多くは1人でパソコンと向き合う時間になるため、他者と関係を築いたり、会話したりする機会が減りがちです。

また、人と会わなくなることで、上司や同僚に仕事について教えてもらう機会も減ります。

気軽に質問したり、他の人と話せないことで、孤独を感じる人もいるようです。

3.未経験者は高収入になるまで時間がかかることがある

未経験者の場合、経験が少ないうちは大きな仕事を任せてもらえず、収入が低くなりがちです。

在宅で働くなら、受注から納品まで、ある程度自分1人で仕事を完結させられる必要があり、経験やスキルが必要とされるからです。

とくに業務委託の場合、スピードや結果が重視されます。

慣れないうちは納品するのに精一杯で、報酬の割に多くの時間をかけてしまうこともあるかもしれません。

実績を積めば報酬を上げやすくなりますが、思うような収入を得るまでには時間がかかることも覚えておきましょう。

パソコンを使って在宅でできる仕事の種類

パソコンを使ってできる在宅の仕事としておすすめなのは、Web関連の専門業務です。

Web関連業務は在宅案件の数が豊富で、未経験からでも専門性を上げてスキルや収入が上げられるからです。

仕事の種類には、WebライターやWebデザイナーなどがあります。

ほかにも、データ入力や書類作成といった幅広い業務を行うオンライン秘書という働き方も、近年注目されています。

在宅でできる仕事については、こちらの記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご一読ください。

「在宅でできる仕事」記事へリンク

在宅でできるパソコンの仕事の探し方

在宅でできるパソコンの仕事は、どのように探せばよいのでしょうか?主なものを5つご紹介します。

クラウドソーシングサイトで案件に応募する

発注者と受注者をマッチングするクラウドソーシングサイトには、インターネット上で完結できる案件が多く掲載されています。

本業や子育てにプラスして副業から始められ、自分が得意な業務に応募できるのがメリットです。

クラウドソーシングサイトの一例には、下記のようなものがあります。

受注した案件に丁寧に対応することで、良質なクライアントや継続案件を見つけやすくなります。

派遣会社で在宅勤務できる仕事を紹介してもらう

テレワークが浸透してきたこともあり、現在多くの派遣会社において、在宅求人が募集されています。

派遣は、業務委託と比べて、下記のようなメリット・デメリットがあります。

メリット・成果報酬ではなく給与制のため、働いた時間分の収入が確実に得られる
・労働法や派遣会社に守られているため、トラブルが予防でき安心感がある
デメリット・あらかじめ決められた時給以上の収入は見込めない
・仕事の量や進め方についての裁量がないことが多い

事務職領域だけでなく、WebデザイナーやプログラマーなどIT・Web系職種は在宅ワークと相性がよく、在宅の求人も比較的多い傾向があります。

ただし、出社型の派遣に比べると求人数は少なく、倍率も高いのが現状です。

派遣会社のWebサイトで求人の傾向を見ると、イメージがわきやすいため、一度チェックしてみるとよいでしょう。

求人サイトで在宅OKの求人を探す

在宅勤務が広がっている流れから、在宅ワーク可能な求人を扱うサイトも増えています。

求人サイトで在宅勤務可の求人を探すには、下記のような方法があります。

  • 在宅ワーク特化の求人サイトで探す
  • 大手求人サイトで絞り込み検索をする
  • ハローワークインターネットサービスで、フリーワードに「在宅」と入れて検索

現在、在宅勤務制度を整える企業は増加しています。

インターネットでそういった企業を見つけたら、採用ページから直接応募してみてもよいでしょう。

知り合いやコミュニティ経由で仕事を請ける

オンライン・オフラインでのつながりから、仕事を請ける方法も有用です。

知り合いやコミュニティ経由で仕事を請けることには、下記のようなメリットがあります

  • 知人のため、情報共有や意思疎通がしやすい
  • 直案件なので、条件の調整がしやすい

コミュニティには、地元のサークルや保護者の集まりから、オンラインサロンといった幅広いものがあります。趣味で参加しているようなコミュニティ経由で仕事を請ければ、興味のある分野の仕事が請けられるかもしれません。

仲間内で評価が付けば、のちに新しく業務が発生したときも「あの人に頼もう」という流れになる可能性は大いにあるでしょう。

SNS経由で受注する

SNSは不特定多数の人にアピールできるため、SNSから仕事につながることは多いです。

たとえば、「Instagramを趣味で始めてフォロワーが多数付いたら、企業から声がかかった」という事例はあります。

ほかにも、ブログやTwitter経由でスカウトされたり、営業ツールとしてそれらを使うこともできます。

SNS経由の場合、こちらのスキルを発信内容から理解してくれていることが多いため、仕事を進めやすいのもメリットです。

在宅でできる仕事の選び方は?「パソコン」以外の要素にも注目しよう

ここまで在宅でできる仕事ついて解説してきましたが、「実際に何の仕事をするのか」選ぶには、どのようなポイントがあるのでしょうか?

働きたい時間や得たい収入から考える

「働きたい時間」と「得たい収入」がわかれば、そのためにすべきことが明確になるはずです。

自分の希望を明確にするためにも、下記のような項目について、具体的な数字を出してみましょう。

  • 月々にかかる経費は?
  • 経費を差し引くと、売り上げはいくら必要?
  • 自分の稼働できそうな時間は、休憩時間も考慮すると月に何時間?
  • 月々欲しい手取りを、稼働時間で割るといくらか?

これらのことを考えると、逆算して1時間いくらの仕事をしたらいいかがわかります。

「どんなことができるようになるべきか」わからないときは、一度目標を数字に落とし込んでみるのがおすすめです。

得意なことや興味のあることを見極める

自分が得意なことや興味のあることを明確にすると、「自信をもって仕事を引き受けやすい」「スキルアップしやすい」というメリットがあります。

たとえば、「ECサイトの商品紹介ページを作る」仕事を取ってみても、

  • 写真を加工して、見た目のクオリティを上げていく作業に興味があるのか
  • キャッチコピーや商品紹介文を書き上げていく作業が好きなのか

によって、深堀りする領域は異なります。

なにが得意かわからないときは、できそうな仕事を受けてみたり勉強したりすれば、自分について考えるヒントが得られるでしょう。

まとめ

パソコンを使って在宅でできる仕事は、クラウドソーシングサイトや求人サイト・SNSなど多くの場所で探せます。

とくにクラウドソーシングサイトは、案件単位で仕事が探せるため、取り掛かりやすいメリットがあります。

どのような仕事を選んだらよいかわからない場合は、働きたい時間や得たい収入・興味のあることを明確にしてみてください。

自分の希望を明確にすれば、「どんなスキルが必要か」「なにを勉強すべきか」という目標を決める助けになるはずです。

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